NEWS 山崎直子宇宙飛行士のミッションに新しく開発した宇宙船内服が搭載されました |
平成22年4月7日
株式会社J-Space
株式会社J-Spaceでは、今まで土井隆雄飛行士や星出彰彦飛行士らのミッションに搭載され宇宙で着心地が確認され、宇宙の生活を快適にした宇宙船内服に、美しさと衣服を着る楽しさの視点を加えた女性用の宇宙船内服(カーディガン・長袖シャツ2種・半袖シャツ・半ズボン・長ズボン・ニットブーツソックス)を新しく開発しました。
これらの女性用宇宙船内服は、今までの複数回に亘る国際宇宙ステーションの搭載から得た成果を進化させ、JAXA宇宙オープンラボ制度による「近未来宇宙暮らしユニット」の日本女子大学と企業メンバーに、デザイナー芦田多恵氏を加えた産学官連携の技術により作製しました。
この度、2010年4月5日、山崎宇宙飛行士が搭乗したスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-131/19A、2010年4月5日(月)19時21分打上げ(日本時間))に、カーディガン・半ズボン・運動着が搭載されました。
参考)【近未来宇宙暮らしユニット】の船内服開発チーム
・日本女子大学多屋研究室
・宇宙航空研究開発機構(JAXA)
・クラレファスニング株式会社
・株式会社ゴールドウインテクニカルセンター
・東レ株式会社
・株式会社島精機製作所
・有人宇宙システム株式会社
☆ 株式会社 J-Spaceの前身である [近未来 宇宙暮らしユニット] は、2005年から宇宙航空研究開発機構(JAXA)のオープンラボ制度により、産学官連携にて宇宙の生活支援研究を遂行し、宇宙船内服の開発と地上への展開を検討 しました。
☆ 2008年3月STS-123 (1J/A),2008年6月STS-124 (1J), 2009年 3月~7月STS-119(15A) およびSTS-127(2J/A)ミッションにより宇宙飛行士により 宇宙で着心地が確認され ました。
☆ 2009年5月に、今後の長期滞在用の宇宙 の生活関連技術の更なる開発と、地上の福祉分野に至るさまざまな分野への応用を推進するために、株式会社 J-Spaceを設立しました。